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2009.07.01 手作りバター
●手作りバター
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昨年の9月のこと。
奥出雲での仕事を終えて、松江の宿に帰ると夜も7時を過ぎ。
「信号機がある」本土での運転は少し緊張するので、ちょっと疲れていました。

とくにあてもなくぶらぶら歩きながら、ふと足をとめた一軒のお店。
それがAL SOLEさんでした。
外に出された黒板のメニューを見ると、どうやらイタリアンのお店のようです。
棚からぼた餅というか、歩けばパスタに当たるというか。

まさに福音。すぐさまま、入店してコースを頂きました。

私は何を食べたか覚える方ではまったくありません。
グルメ日記もつけない、メモも取らない。日々のことなのでどんどん忘れる。
けれども、この夜のことは今でもはっきりと覚えています。
キャンドルの灯火とは対照的な通りの暗さのことや、ジンに溶け込むような音楽のことも。

そして、パスタと前後して、運ばれてきたのが、今回のレシピにある「自家製バター」でした。
これは思い出の一品です。

「自家製バター?」

一瞬耳を疑いました。
でも、確かに「こちらは自家製バターです」と言われたし。
半信半疑ながら、ホイップ状のバターであたたかいパンを頂くと、これが美味しいこと。
最初はちょっとつけて食べましたが、たくさんつけても美味しい。

三品目のスズキの香草焼きをマグロのからすみをアクセントに頂いたときには、

Please convey my gratitude to the chef.

というフレーズが頭の中をぐるぐる回っていました。

「このシェフには感謝を言わなければならない」

そう強く思わせるものが、ここにはあったのです。

そして、三顧の礼よろしく、三度本土に渡り、お料理を頂いてから、
おそるおそるこのレシピ監修のお話を切り出したのでした。

自分が作ったものが一笑に付されてしまうかもしれない、という作り手としての緊張とともに。

●手作りバター

【材料】
・生クリーム 200cc
Salann Oki 3g

【作り方】
生クリームとSalann Okiをボウルに入れて、泡立て器でホイップする。

レシピ提供:イタリア料理 AL SOLE(島根・松江)
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http://matsue.mypl.net/shop/000000083115/

海士御塩司所 田中 浩司

【注】
当ブログのレシピの著作権はふるさと海士に属します。
商業利用目的の無断使用は固くお断りします。
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